【豚肉】疲労回復だけじゃない!豚のいいとこ5選◎

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private gym VISTAの加治屋です!

皆さん豚肉は食べられていますでしょうか?
豚肉は日本の食卓に欠かせない食材の一つですね。
その美味しさだけでなく、栄養面でも多くの良い点があります。
今回は、豚肉の栄養的なメリットについて、わかりやすくご紹介します。

1. 良質なタンパク質の供給源

豚肉は、特にモモやヒレといった赤身の部分において非常に高いタンパク質を含んでいます。
例えば、豚モモ肉100gあたりには約20g〜22gのタンパク質が含まれており、毎日の食事で効率的にタンパク質を摂取することができます。
このタンパク質は、体内で筋肉の合成、修復、維持に使われるとても重要な栄養素です。

また、タンパク質はアミノ酸から構成されますが、体内で合成できない「必須アミノ酸」は食事から摂取する必要があります。
豚肉には9種類の必須アミノ酸(イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン)がバランスよく含まれているので、アミノ酸の摂取の面からも優秀な食材と言えます。

そして、豚肉のタンパク質は消化酵素の働きにより体内で効率よく分解され、アミノ酸として吸収されやすい特徴があります。
これにより筋合成に必要なアミノ酸が迅速に供給され、トレーニング後の回復を助けます。

このような点から豚肉は良質なタンパク質の供給源と言えるのです。

2. ビタミンB群が豊富

豚肉は、ビタミンB群が豊富な食材で、特にビタミンB1(チアミン)の含有量が多いのが特徴です。
ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経系の健康維持に不可欠な役割を果たします。

豚肉に含まれる主要なビタミンB群とその役割

  • ビタミンB1(チアミン)
    炭水化物をエネルギーに変える重要な役割を持ち、神経機能の維持にも寄与します。
    豚肉100gで1日の推奨量の約半分から全量を補えます。


  • ビタミンB2(リボフラビン)
    脂質やタンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康をサポート。
    豚肉には100gあたり約0.2〜0.3mg含まれています。


  • ビタミンB6(ピリドキシン)
    アミノ酸の代謝と神経伝達物質の合成に必要で、免疫機能やヘモグロビンの生成にも関わります。
    豚肉100gあたり約0.5〜0.7mgが含まれています。


ビタミンB群は、エネルギー代謝の補助や神経系の健康および免疫機能を支えるため、毎日の食事に欠かせない栄養素です。
豚肉を適量摂取することで、これらのビタミンB群をバランスよく摂取できます。

3. 鉄分の摂取にも役立つ

豚肉は鉄分の摂取に非常に有効な食品です。
特に、赤身肉やレバーには多くの鉄分が含まれています。
豚肉に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれる動物性の鉄分であり、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」と比べて吸収率が高いのが特徴です。

ヘム鉄は、腸からの吸収が効率的で、体内での利用がスムーズに行われます。
これにより、鉄欠乏による貧血の予防や改善に役立ちます。
特に、豚レバーは鉄分が豊富で、100gあたりに約13mgの鉄分を含み、成人女性の1日の推奨摂取量を十分に補うことができます。

豚肉を定期的に摂取することで、効率的に鉄分を補給し、エネルギー代謝の向上や疲労感の軽減に寄与することが期待できます。

ちなみに女性は鉄が不足しがちとよく言われますが、近年では男性も不足気味と言われています。
鉄不足は代謝機能の低下にも繋がるので、ダイエット中は特に気をつけて摂取するようにしましょう。

4. 亜鉛が豊富で免疫力をサポート

豚肉は、亜鉛の摂取にも適した食材です。
特に、赤身肉やレバーには豊富な亜鉛が含まれています。
亜鉛は、免疫機能の維持、傷の治癒、DNAの合成、タンパク質の生成など、体内でさまざまな重要な役割を果たす必須ミネラルです。

豚肉に含まれる亜鉛は、動物性の食品であるため、植物性の亜鉛に比べて体内での吸収率が高いのが特徴です。
これにより、亜鉛不足の予防や改善に効果的に働きます。
特に、豚レバーやロース肉には多くの亜鉛が含まれており、日常的に豚肉を摂取することで、効率的に亜鉛を補うことができます。

亜鉛と言えば牡蠣と相場が決まっていますが、貝類が苦手な方も多いでしょう。
日ごろから豚肉を食べることで亜鉛不足を解消していくと良いですね。

5. セレンで抗酸化作用を強化

豚肉は、セレンという必須ミネラルも含んでいます。
セレンは強力な抗酸化作用を持ち、細胞を酸化ストレスから保護する役割があります。
また、免疫機能の維持や甲状腺ホルモンの代謝にも重要な役割を果たします。

豚肉に含まれるセレンは、鉄分や亜鉛と同様に動物性食品であるため、体内での吸収率が高く効率的に摂取できるのが特徴です。
特に、豚のレバーや腎臓にはセレンが豊富に含まれており、これらの部位を食事に取り入れることでセレンを効果的に補給できます。
セレンをしっかり摂取することで、抗酸化作用や免疫力の向上が期待できます。

 

musculus
豚肉の栄養価の高さには頭が上がりません!!

まとめ

豚肉は、私たちの体に必要な多くの栄養素をバランスよく含んでいる優れた食材です。
タンパク質、ビタミンB群、鉄分、亜鉛、セレンなど、さまざまな栄養を効率的に摂取できるため、健康維持や美容にも役立ちます。
ただし、豚バラや豚ロースは脂質が多めなので、豚モモや豚ヒレなどの赤身の部位を食べるようにしていきましょう!

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