ダイエット成功のカギは体温にあり!体温を上げる方法は?

新型コロナウイルスの1日の感染者数は2万人を超える異常事態。

皆さんも感染対策や早期発見のために検温をされているのではないでしょうか?

 

熱のあるなしの確認はしても日々何度あるのかをモニターしている人は少ないですよね。体温が高いことに敏感になる方は多いですが、実は体温が低い人も要注意なんですよ。

今回は体温から紐解く痩せない3つの原因と体温を上げる方法を解説します。

 

1.基礎代謝が低下する

私たち人間の体温は、夏の暑い日も冬の寒い日もおおよそ36度~37度前後に保たれています。

このように、周囲の環境に関わらず体温を一定に保っている動物のことを「恒温動物」と呼びます。

 

恒温動物は、常に体内で熱エネルギーを生み出し続けることで体温を保ちますが、その熱のエネルギーは食事をすることによって生み出されます。

逆に言えば、人間は食事をしなければ体温を保つことができず、体の機能が正常に機能しなくなるのです

 

そうならないために、体は常に熱エネルギーを生み出し続けています。

 

ダイエットの天敵「省エネモード」

食事を十分に摂らないとき、つまり熱を生み出すエネルギーが不足しているとき、体はどのような反応をおこすでしょうか。

結論からいうと「体が省エネモードになり痩せにくくなる」です。

 

人間はいざというときのための栄養を「体脂肪」として蓄える機能があります。

この体脂肪が、食事などによるエネルギー「摂取量」と、生活の中で体が費やすエネルギー「消費量」のバランスによって、日々増減を繰り返しているのはご存じのとおりです。

人間の体は、この「体脂肪」のおかげでエネルギー消費量が摂取量を上回ったとき(エネルギーが不足したとき)でも一定期間活動を続けることが出来ます。

 

人間の体ってすごいなーとあらためて感じますが、ダイエットをする人々にとっての問題はここからです。

 

人間の体は、無理な食事制限や過度なダイエットによって必要なエネルギーが体に供給されなくなると「飢餓状態」に入ります

このとき、通常であれば不足したエネルギーを体内に蓄えている体脂肪を燃やすことで補うので体内の脂肪量が減少します。

健康か不健康かを度外視すれば、結果的として体重は減ることになります。

 

ところが、それまでの生活習慣や体質によっては、体温を下げることで不足したエネルギー量を調節しようとすることがあります

これが、厄介な「体の省エネモード」です。

 

省エネモードは、過度なダイエットが引き起こす

体の省エネモードとは、食事をほとんど摂らない、もしくは必要量以下のエネルギーしか摂取されない「飢餓状態」が続いたときに起こりえるもので、体温を下げて熱の放出を抑えることでエネルギーの供給不足を調節しようとする反応です。

 

通常であれば、食事によるエネルギーの供給不足に対しては蓄えた体脂肪を燃やすことで補うのですが、体の省エネモードは熱の発生をできる限り抑えることでエネルギー消費量自体を抑えようとするところが特徴です。

 

つまり、代謝を低くすることで「飢餓状態」を乗り切ろうとするのです。

これは過度なダイエットで陥りがちなパターンで、基礎代謝以下の食事を長期間続けるうちに体が危機回避モードに移行し、体重が落ちなくなります。

 

痩せない人は体温をチェックしよう

もしダイエットに取り組んでいる方で、食事量を減らしているにもかかわらず体重が落ちない方は体温を測ってみましょう

36度を下回るようであれば一度食事量を戻して再度ダイエットすることをおすすめします。

 

ちなみに体温が1度下がるだけで10%以上代謝が落ちるというデータもあります。

体温の低下は低代謝の合図です。

 

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ダイエット中かどうかに関わらず、普段から自分の体を知る習慣は決して無駄にはなりません!

2.免疫力が低下する

免疫とは、ウイルスや細菌などから体を守ったり、体内の老廃物や死んだ細胞の処分をしたり、傷ついた細胞の修復作業を行う仕組みのことです。

免疫には、人間が生まれながらに備えている自然免疫と、病原体に感染することで後天的に免疫を獲得する獲得免疫の二つがあります。

 

ちなみに、新型コロナウイルスやインフルエンザのワクチンなどは、獲得免疫をつけるために行われているものです。この辺の話を詳しく知りたい方はアニメ”はたらく細胞”をご覧ください。

免疫の中枢「白血球」

そして免疫の中枢を担っているのが、おなじみの白血球です。

白血球は血液によって運ばれて、目的に応じて顆粒球、リンパ球、単球が細菌やウイルスの処理を行います。

逆に言うと、白血球は血液の流れがなければどこにも移動できず、本来の機能を発揮できないということになります。

 

つまり、体温が下がり血流が悪くなると白血球の働きも悪くなり、外から細菌やウイルスが侵入してきても瞬時に対応することが出来ません。

これが、体温の低下と免疫力の低下が同時に起こってしまう理由のひとつです。

腸には免疫細胞がの7割が集中している

免疫に関しては血液ともう一つ重要になるのが腸です。

 

じつは、免疫細胞の約7割は腸に集中しています。

腸内環境を良好に保つことで免疫機能も最大限発揮できますので併せて覚えておきましょう。

腸内フローラという言葉がありますが、これは腸内に生息する100兆個の細菌群がまるでお花畑のように見えるところからきています。

 

ちなみに体温が1度下がるだけで30%以上も免疫が下がるとされています。

こういう時期でもありますので、低体温と腸内環境の悪化には気をつけましょう!

 

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腸は約1億個の神経細胞が集まっている機関で、常に脳と情報伝達・情報交換を行っています。

3.消化不良を起こす

意外と知られていないことですが、体温が低い状態とは体の中心部まで冷えている状態で、胃や腸などの臓器の温度も低くなっています

臓器の温度が低下すると、消化吸収にも大きな影響がでてきます。

 

体温が0.5℃下がると、酵素が働かなくなる?

臓器の温度が低下したときに大きく影響を受けるのが、酵素です。

 

酵素とは、消化吸収を助ける特殊なたんぱく質で周囲の温度が37℃くらいのとき一番活発に働いてくれます。

しかし酵素はとにかく温度の変化が苦手で、臓器の温度が37℃より高くなっても低くなっても酵素のパフォーマンスは格段に悪くなるという特徴を持っています。

 

体温の低下によって臓器の温度が0.5℃下がった場合、酵素のパフォーマンスは30~50%も低下すると言われています

 

つまり、体温の低下が酵素の働きを鈍らせ、その結果として食事が進まなかったり、胃がもたれてしまったり、消化不良が起きたり、便秘や下痢を引き起こしてしまったりするのです。

 

 

また腸などの臓器は筋肉の収縮や弛緩による蠕動運動で食べたものを先へ先へ消化吸収しながら送り出していきます。

体温が低い状態では筋活動のパフォーマンスも下がるため更に消化吸収を阻害してしまうといえるでしょう。

 

消化不良になってしまうと食べることも辛くなり、食事量が減ることで更に基礎代謝が下がり体温も下がるという悪循環に陥りかねません。

 

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私たちの体には、消化酵素や代謝酵素など合わせて5000種類が存在していると言われています。

4.体温低下を防ぐためには

では体温低下を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。

 

まずは、おすすめなのは朝起きて白湯を飲む習慣をつけることです。

起きてすぐ水分を摂ることは自律神経を整えるという面からみても非常に効果的と言えます。

 

また入浴も非常に効果的です。

深部まで体温を温めてくれますので、夏の時期でもシャワーで済ませず湯船にゆっくり浸かって疲れも癒したいところです

 

私のジムでお客様にもおすすめしているのが”エプソムソルト”を使っての入浴です。

エプソムソルトはソルトとありますが、マグネシウムの結晶で、マグネシウムには筋肉の弛緩作用や体温血行の調整作用があります。

 

筋肉の緊張をほぐしたり、入浴の際の温熱効果を抜群に高めてくれます。

 

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朝から水を飲むことは、「水分補給」と「胃結腸反射の誘導」という2つの意味で大きな意義があります。

 

いかがでしたでしょうか。

是非内と外からカラダを温めて低体温の壁を打ち破りましょう!

 

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